興味は続くよ!どこまでも・・・!(永遠に続く特許翻訳の道)

自動車関係を中心に特許翻訳に関わっています。 内燃機関や油圧システムから始まり、HVやEV更には自動運転など、今、自動車はテクノロジーの百貨店。 探求すればするほど興味が湧いてきます。 将来的には、今までの経験分野もさらに探求したい。 医療画像診断装置(CR,DR,PACS、プリンタ)、血液治療システム(Photopheresis)、産業用ロボットなどのFAシステム・・・、 どこまで行っても終わりの見えない特許翻訳道。

2018年10月


自動車関係の案件での対訳1件目開始(PEタイプの対訳収集)

  1. 幾つか自動車関係の日本語明細書(日本発)の中から、内容が分か易く読みやすい案件(クルーズコントロール)の案件をピックアップ。
  2. 対訳(英語)を準備しTradosに流し込む。
    宿題:この時、文章の区切りや文番号の後で改行を入れる前処理を行ったが、”Fig.”の後にも改行が入ってしまった。次回で改善するよう手順リストに追記(Tradosでの文の分割、結合は手間がかかるので、前処理でしっかり整えておくことが必要だと思う)。
  3. 日本語訳(原文)を参考に訳を埋めて行く。
    一番具体的で分かりやすい「実施形態」から開始。
    宿題:おそらくこの案件でしか出てこないだろうと思われる用語も登録すべきか悩んだ末、この案件に関しては、可能な限り全てを登録することにする(どのくらいレバレッジが効くか体験するため)。その効果と、Tradosの挙動を見ながら、その後の方針を決める。
感想:この英訳は日本語を適切に分割して分かりやすい文となっている。原文の日本語より的確に思えるような部分もあり、今回の英訳は勉強には良い素材だと思った。

対訳収集の作業はとても楽しいが、いかに効率よく進められるか工夫を気にしながら進めたい。
もともと怠け者なので、小さな労力で大きな成果が得られることにはとても意欲的な自分。

Trados、辞書、ブラウザー、Evernoteなどを効率よく使うために、やはり大きな画面(40インチ?)が必要か・・・?(あまり大きいと首が痛くならないか?)

以前から気になっていたTradosの挙動も宿題として順次記録しておく必要がある。

ビデオセミナ:2771_受講生ブログへのコメント

 

2018/09/27

日本語特許を読む:
自動車関係特許(排気システム2):2時間

<特許の概要>
道路の白線を検知して、その線と前方を走る車の相対関係で、その車の動き(自車の車線に割り込むのか、離脱していくのか)を判断する方法。
追従すべき前車を決めるための追従走行方法の一部をなす特許

<コメント>
カメラとレーダで前車と白線を認識する。
ひとつひとつは地味だが、このような技術が集まって自動走行などの複雑な機能が実現される。

英文明細書も準備して、対訳を取り始める。
処理手順を確立するため、試行錯誤しながら前処理の手順を記録した。

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