2018/09/22


米国の有名EVの説明動画を見て、ちょっと添付明細書をつまみ食いしてみた。

EVはエンジン車の内燃機関や油圧制御などの大掛かりな要素が必要なく、とてもシンプルな構造だ。
四輪それぞれモータをつければ、もはやハンドリング機構も必要なく、それこそモータ、バッテリと簡単なコントローラで主要コンポーネントは済んでしまう。
ひとつ疑問なのが、EVはゼロ・エミッションと言われているが、必要な電気は発電所で発電しているわけで、トータルとしてはゼロではないのでは・・・。

日本語特許を読む:
自動車関係特許(EV車のバッテリー管理):2時間

<特許の概要>
カーナビにEVのバッテリー残量管理機能を持たせた様なシステム。
カーナビで経路を設定すると、バッテリーが足りるか、足りなければ経路上の充電スタンドを提案したり、どれだけ充電したらいいかなどをアドバイスする。

<コメント>
米国の有名EVの特許。
期待を込めて読み始めたが、和訳レベルの低さが気になる。
翻訳者はカーナビをいじったことがないような印象を受けた。
中でも「後知恵」という訳はいまだに理解不能。技術文書で使う言葉ではないように感じる。
特許制度で「後知恵」という用語が使われるようだが、それとは別のようだ。
後日、英語原文で確認してみたい。


充電スタンドを設定すると、スタンドに予約を入れてくれる機能も面白い。